ボリビア国での有機認証を受けたキヌア。インカ帝国時代からアマランサスとともに主食だったと言われる穀物。 アメリカのNASA(航空宇宙局)でスーパーグレインと呼ばれ、栄養バランスが良いとされる。
標高2500〜4000メートルのアンデスの高地で育つ雑穀。繊維とカルシウムが飛び抜けて多く、アンデス農民の間では、今でもキヌアを食べると長生きすると信じられています。
粒の色はクリームイエロー、キビに似ていますがキビより扁平で糸状の胚芽が円盤状の粒のまわりにくるりと、ついています。スープにするとその胚芽が細い三日月のように浮かんできれい、料理にするとふわふわ繊維がからんだ独特の食感が楽しめます。
炊きあがりは透明感のある金色で、歯ごたえがありながらふわっとしたおいしさが特徴。
固めに炊くとコシがあり、鶏ひき肉代わりに使えます。柔らかめに炊くとタピオカのような食感が楽しめます。
ふやけないので、トッピング食材として活躍します。マリネにすればやわらかさを保って保存でき、気軽に雑穀のある食卓を楽しめます。
スープで炊くピラフもおいしい。
※注意事項
ボリビア産キヌアは軽く煎ってから炊いてください。
■┓スタッフのイチオシレシピ
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○レシピ1
〜キヌアと蒟蒻のカルパッチョ〜
[材料]
刺身用蒟蒻 1/2丁(120g)
山芋 50g
A.
炊いたキヌア(レシピ2参照) 50g
オリーブ油 大さじ1
薄口醤油 小さじ2
梅酢 小さじ2
酒 小さじ2
水 大さじ3
にんにく、ネギ 適量
[作り方]
1.蒟蒻を薄く引き切りする。ザルで水を切り、
さらに手で水気を搾る。
2.Aの材料をすべて合わせ、1を入れて味をしみこませる。
3.皿に敷き、2の漬けダレをまわしかけて、5mm角に切った
山芋、炊いたキヌアをあしらう。
○レシピ2
〜ボリビア産キヌアの炊き方〜
[材料]
キヌア 1/2カップ
水 1カップ
自然塩 小さじ1/8
[作り方]
1.キヌアを強火でさっと煎る。
2.水と塩を加えてよく混ぜ、弱火で20分炊く。
3.火から下ろし、10分蒸らす。
4.さらに水分がなくなるまでとろ火で15‐20分煮て火を止め、蒸らす。
*炊き上がりは約220gです。*国内産の炊き方と違いますのでご注意ください。